一人暮らしをしている自分の姿を想像すると、ワクワクと胸が高まって楽しいけども…
実際に一人暮らしを始めようよ思ったとき、いくらかかるのか気になる引越し費用。
これはあくまで平均ですが、一人暮らしの引越し費用の相場は、引っ越し会社を利用した場合3万〜6万程となっています。
そのぐらいの費用か、なーんだ楽勝♪
なんて思っていたら、大間違いですよー!
一人暮らし 引越し費用
一人暮らしを始めようと思ったら、引っ越しの荷物を運ぶのに費用がかかるだけでなく、家具や家電といった生活用品を揃えたりもする必要がありますし、
何より!
物件の賃貸契約をする際にかかる、敷金や礼金、火災保険料などが大きな負担となってくるものなんです。
引越しの全体でかかる費用は、およそ家賃の5.5〜13.5ヶ月分ともいわれていますので、一人暮らしの妄想をする際には、引越し費用もしっかり把握しておきましょう。
賃貸契約 費用
部屋を借りて生活を始める時には、月々支払う家賃だけでなく、敷金、礼金、仲介手数料、前家賃、火災保険料、鍵の交換費用、保証会社利用料などがかかります。
これをまとめて「初期費用」といい、最近は敷金礼金の支払いが必要ない物件もあるとはいえ、これらの総額で家賃5~6ヶ月分必要になってきます。
一人暮らしを始める際に負担の大きい、この賃貸契約にかかる費用の内容を1つずつ紹介しておきますね。
敷金
契約を終えて部屋を退去するときの原状回復費用に充てられる費用で、基本的には原状回復にかかった金額が差し引かれて退去時に返還されます。
敷金は、家賃1ヶ月分に設定されていることが一般的です。
礼金
部屋を貸してくれる大家さんに対してお礼の意味を込めて支払うもので、謝礼なので退去時に返還されないのが礼金。
最近では礼金なしの物件も増えていますが、礼金も敷金と同様、家賃1ヶ月分に設定されていることが一般的。
前家賃
家賃は通常先払いなので、契約時に入居する月の家賃を前払いで支払います。
これが前家賃で、月の途中から入居する場合は日割り家賃が発生します。
例えば2月に契約し、3月から住む場合、3月分の家賃をあらかじめ支払います。
前家賃は先払いですので、当然、入居後に前家賃として支払った家賃を支払う必要はありません。
仲介手数料
物件の案内や契約手続きを行った不動産会社に対して支払う手数料が、仲介手数料です。
法律で上限は「家賃の1ヶ月分」と決められており、家賃0.5~1ヶ月分が一般的です。
火災保険料
火災や水漏れトラブルなどに備えて、加入する必要があるのが火災保険料。
不動産会社に案内された保険に加入するのが一般的で、費用は保険会社によって異なりますが、一人暮らしの場合は年間で15,000円ほどです。
個人で選んだ保険に加入することも可能としている場合もありますが、その場合は事前に確認をとっておきましょう。
保証料
賃貸契約を結ぶ際、保証人を立てずに保証会社を利用する場合にかかるのが、保証会社利用料。
この保証料は保証会社へ支払うもので、家賃+共益費0.5ヶ月分が目安です。
万が一、家賃を払えなくなった場合の備えであり、連帯保証人がいれば不要なケースもあります。
鍵交換費用
もともと住んでいた人が使用していた鍵から、新しい入居者が使用する鍵に取り換える際にかかる費用が鍵交換費用。
前の入居者が使っていた鍵をそのまま使用すると、不法侵入や盗難などのトラブルが発生する恐れがあるので、そういった事態を未然に防ぐために行っています。
賃貸物件の鍵交換費用は貸主が行うべきであるというガイドラインがありますが、この鍵交換費用は借り主の負担になることもあります。
鍵交換費用は鍵の種類にもよりますが、10,000~20,000円くらいが目安です。
まとめ
家賃の5.5〜13.5ヶ月分かかるともされている、引っ越しの初期費用の相場。
家具や家電などの家財道具は一人暮らしを始める際に節約もできるけど、家賃の5~6ヶ月分かかる賃貸契約をする際にかかる費用はなかなか節約のしようもないものです。
少しでも一人暮らしを始める費用を抑えるためには、引っ越しの荷物を運ぶ引越し業者への依頼費用を節約するしかないですね♪