引っ越しをすると当然利用する場所が変わるわけですから、電気やガス、水道、インターネットの固定回線を停止したり開始したりする手続きをする必要がありますよね。
引っ越しの際に行うべき手続きはこの他にも、町役場や市役所に行って転出届や転入届などの手続きも必要になってきますから…
面倒で放置したくなる気持ちもわかります。
管理人も一人暮らしをする時には、手続きが面倒で放置しました。笑
その時は一人暮らしする場所が実家の近所だったし、一人暮らしを始めても頻繁に実家に行っていたので大きな問題はなかったですが、でも引っ越しで普通はこうはいきませんよね。
面倒だけれど引っ越しの際に必要な手続きはしっかり行ってこそ、新居での新生活を本格的にスタートできるものです。
初めての引っ越しで、何の手続きをすれば良いのかわからない!
という人のためにも、一般的に必要な引っ越しの際に行う手続きについて簡単にまとめてみました。
引っ越し業者に引っ越しを依頼したら、荷造りを始めるのはもちろん、引っ越しの手続きも始めていきましょう。
引っ越し前に必要な手続き
引っ越し前にできる手続きや、手続きの完了までに日数のかかる手続きもあるので、引っ越しの日を決めたら早め早めに行動していきましょう。
転居届・転出届の提出
転居届・転出届というのは、町役場や市役所に行って、自分の登録されている住所を移してもらうために必要なもの。
引っ越し先の町役場や市役所に住所を移してもらう「転入届・転居届」を提出する際に必要で、引っ越しをする2週間前から手続きを受け付けてくれますので、引っ越しの日程が決まれば早めに手続きに行きましょう。
ちなみに、元の住所と同じ市区町村の中で引っ越して住所が変わる場合は「転居届」、元の住所と違う市区町村に引っ越す場合は「転出届」となります。
国民年金・国民健康保険・マイナンバー・印鑑登録
町役場や市役所で転居届・転出届の手続きを行うと案内してくれますので、同時に国民年金・国民健康保険・マイナンバー・印鑑登録の手続きも行なっておきましょう。
国民年金の住所変更の手続きは、保険証と国民年金手帳を持参して町役場や市役所の窓口で行うことができ、同じ市区町村内の引越しでも手続きをする必要があります。
マンナンバーの手続きは、マイナンバー通知カード(交付通知書)かマイナンバーカードを持参して提出すると行なってくれます。
印鑑登録は住所の変更に伴い登録が変更となりますので、印鑑登録カードを持参して返却します。
電気・ガス・水道・固定電話・固定のネット回線
電気・ガス・水道・固定電話・固定のネット回線の利用停止手続きは、ホームページから申請ができる場合もあります。
立ち会いが必要な場合もありますので、引っ越し当日までに余裕を持って申請しておきましょう。
また、ガスの開栓には立ち合いが必ず必要ですので、引っ越し前から予約をしておきましょう。
郵便物の転送届
郵便局へ住所変更の手続きを行うと、1年間旧住所に届いた郵便物を新住所へ転送してくれるという便利な無料のサービスがあります。
全ての郵便物の住所変更をするのは大変ですし把握しきれないかと思いますので、引っ越し後に転送されてきた郵便物の住所変更をして行くようにすると漏れがなくておすすめ。
ただし申し込んでからサービス開始までに数日かかるので、引っ越し当日までに余裕を持って申し込んでおきましょう。
郵便局の置いてある専用のハガキで申し込みすることができます。
引っ越し後に必要な手続き
引っ越し後には荷ほどきや荷物の整理もあって大変ですが、手続きも時間を作って行いましょう。
手続きの中には引っ越しから決められた日数内に手続きを行う必要のあるものもありますから、注意してくださいね。
電気・ガス・水道の利用開始手続き
電気・水道が使えることを確認したら、電気使用申込書と水道使用開始申込書をポストへ投函するか、各ウェブサイトから使用開始の手続きをすることで、電気・水道は自分で使用を開始するための作業を行うことができます。
ガスを利用するには、ガス機器を設置したうえで開栓に立ち会う必要がありますから、ホームページや電話で早めに連絡をして予約しておきましょう。
転入届の提出
引越し後14日以内に、引っ越し前に役所で転出届を提出した際に発行してもらった転出証明書を、転居先の町役場や市役所に持参し転入届を提出します。
身分証、印鑑が手続きに必要ですから、忘れずに持参するようにしましょう。
国民年金・国民健康保険・マイナンバー・印鑑登録
国民年金の住所変更手続きは、引っ越しから14日以内に引っ越し先の町役場や市役所で行う必要があります。
国民年金の住所変更手続きは、同じ市区町村内の引越しでも手続きをする必要がありますので注意してください。
国民健康保険の加入手続きも、引っ越し先の町役場や市役所で14日以内に行う必要があり、14日を過ぎても手続きをしないと、医療費が全額自己負担になることがあるので注意しましょう。
マイナンバーはマイナンバー通知カード(交付通知書)かマイナンバーカードを持参して提出すると行なってくれます。
印鑑登録は、引っ越し前に廃止しているので新しく印鑑登録を行う必要がありますので、実印を持参して登録しましょう。
これら「国民年金・国民健康保険・マイナンバー・印鑑登録」は、転入届の提出と同時に町役場や市役所で行うと、余計な手間がなくて良いです。
運転免許の住所変更
免許更新の案内が届かないと困りますので、確実に管轄の警察署へ申請を行って住所変更を行いましょう。
車を持っている場合は、運転免許証の住所変更と合わせて車庫証明の申請も行なっておくと手間が省けます。